7月26日(水)20:00~オンラインセミナー「脱炭素企業への道:オーステッドは移行をどう成し遂げたのか?」

一般社団法人鎌倉サステナビリティ研究所(Kamakura Sustainability Institute.:KSI.)では、7月26日(水)20:00よりオンラインセミナー「脱炭素企業への道:オーステッドは移行をどう成し遂げたのか?」を開催いたします。

デンマークを本拠に世界10か国以上で事業を行う電力大手Ørsted(以下、オーステッド)は、洋上風力世界トップシェアを誇る企業です。しかしその前身は、石炭、石油、ガスの上流および下流のバリューチェーンを網羅する巨大な化石燃料企業でした。

ヨーロッパでも有数の石油と天然ガスの事業会社だったDONG Energy( オーステッドに改称前の当時の企業名)は、2008年に再生可能エネルギーへの大胆な戦略転換を決定、10数年の間にトランスフォーメーションを成し遂げました。2006年に17%だった再生可能エネルギー発電電力割合を2020年には90%にまで増やし、炭素排出量は2007年から2020年の間に86%削減、営業利益はほぼ倍増しました。2025年までに自社の、そして2040年までにサプライチェーンのカーボンニュートラルを実現する見通しです。

日本が2050年カーボンニュートラルを達成し脱炭素社会を実現させるには、企業の取組みが非常に重要です。COP26後、多くの企業が2050年ネットゼロ目標を掲げ、これに向けトランジション計画の策定に取り組んでいます。企業がネットゼロにコミットし、実現させるとはどういうことなのでしょうか。


本セミナーでは、オーステッド・ジャパン株式会社より代表取締役社長のヘンリエッテ・ホルム氏と政策・規制マネジャーの大崎信慈氏をお迎えし、化石燃料企業から再エネ企業への大転換を可能にした要因はなんだったのか、オーステッドのトランスフォーメーションについてお話を伺うと共に、日本の再生可能エネルギー拡大に必要なことや各プレーヤーに期待される役割について、参加者のみなさんと一緒に考えます。

<こんな方におすすめです>

・投融資に関わる機関投資家、金融機関の方

・政策に関わる関係省庁の方、有識者の方

・経営やサステナビリティに関わる企業の方

・企業のトランジションに関心のある研究機関の方

・企業の脱炭素や再エネ拡大について気になっている個人の方

 など


<参加方法>

7月25日までに以下のフォームからお申し込みください。ご登録のEメールアドレスに、セミナー前日までに参加用URLをお送りいたします。

https://forms.gle/uFGbTA4efVJwrwy57 


<スピーカー紹介>

Henriette Holm (ヘンリエッテ・ホルム) 氏

オーステッド・ジャパン株式会社、代表取締役社長。デンマークの大手エンジニアリング会社COWIにてフィリピンの水供給プロジェクトに携わった後、1996年にØrsted入社。Ørstedにおいて25年以上の経験を有し、欧州での事業開発、英国洋上送電事業者 (OFTO)取引、世界最大の洋上風力発電所ホーンジー1、2のアセットマネジメントなどを牽引。2020年に英国の事業開発およびプログラムの責任者に就任、さらに2023年1月からはオーステッド・ジャパンの社長として日本での事業を統括している。デンマークオーフス大学経済学修士修了、コペンハーゲンビジネススクールMBA。

大崎 信慈 氏

オーステッド・ジャパン政策・規制マネジャー。2021年にオーステッド・ジャパン入社、日本における政策・規制領域の分析、企画、渉外活動等を担当。日本の洋上風力産業の振興に向け、関係当局、業界団体、パートナー企業、地方自治体等との連携・協業を図っている。入社前は、米系戦略コンサルティング会社、日本の官公庁に勤務。東京大学経済学部、シカゴ大学ハリス公共政策大学院卒。

<詳細>

KSIセミナー「脱炭素企業への道:Orstedは移行をどう成し遂げたのか?」

日時:2023年7月26日(水) 20:00 - 21:20       

会場:Zoomウェビナー

言語:英語、日本語 *英日の同時通訳あり

参加費:無料(アンケートへのご協力、投げ銭によるサポートをお願いしております!)

タイムスケジュール:

        20:00-20:05 事務局挨拶 (5分)
        20:05-20:35 ヘンリエッテ・ホルム様ご講演 (30分)
   20:35-20:45 質疑応答 (10分)
        20:45-21:15 大崎様をお招きしてディスカッション (30分)
        21:15-21:20 閉会 (5分)