「日本におけるグリーンボンドの開示情報の分析と提言(案)」の公表について
一般社団法人鎌倉サステナビリティ研究所(Kamakura Sustainability Institute:KSI)では、市民セクターの視点から日本のグリーンボンドを情報開示の観点で現状分析し「日本におけるグリーンボンドの開示分析と提言(案)」を別紙のとおりまとめましたので、公表いたします。
1.意見公募の趣旨・目的・背景
グリーンボンド市場は世界的に拡大基調にあり、日本でも2014年以降グリーンボンドの発行件数が増加しています。一方で、発行されたグリーンボンドが気候変動をはじめとする環境問題の解決に資する資金調達となっているのか、またグローバルアジェンダであるパリ目標に適合するインパクトを生み出しているのかをモニターする機能が日本においては必ずしも十分でない現状があります。
グリーンボンドの投資家は主にプロの投資家である機関投資家ですが、私たちの年金や銀行預金がこうした運用に関わっている可能性は十分にあります。こうした状況を踏まえ、KSIは、市民セクターとして日本のグリーンボンドを情報開示の観点で現状分析し、質の向上を通じて市場が健全な形で発展していくことを目的として本調査を実施いたしました。
調査は、環境省グリーンファイナンスポータルの国内発行体による発行リストに掲載されているグリーンボンド262銘柄(2021年6月末までに発行された債券で、2021年9月末時点でポータルに反映済)を対象として、分析を行いました。
2.意見公募の対象
「日本におけるグリーンボンドの開示分析と提言(案)」
具体的な内容については下記よりご覧ください。
ご意見の募集は終了しました。ご協力ありがとうございました。
3.意見募集期間(意見募集開始日及び終了日)
2022年3月10日(木)12時00分~2022年3月31日(木)17時00分(必着)
4.意見提出先・提出方法
「日本におけるグリーンボンドの開示分析と提言(案)」2022年3月31日(木)17時00分(必着)までに、下記のフォームより、お寄せください。
※上記フォームよりご提出できない場合は、メールにてお送りください。
宛先:info★kamakurasustainability.com (★を@に変換してお送りください)
件名:『グリーンボンドレポートについてのコメント』
・氏名(法人その他の団体にあっては名称)
・ご所属(法人その他の団体にあっては業種)
・ご意見内容
ご意見の募集は終了しました。ご協力ありがとうございました。
5.その他
ご意見につきましては、最終報告書作成において参考とさせていただきます。なお、いただいたご意見についての個別の回答はいたしかねますので、あらかじめ、その旨を御了承下さい。
ご意見をお寄せいただいた方の氏名(法人その他の団体にあっては名称)については、開示の請求等があった場合には、ご意見の内容とともに開示させていただきますので、御承知おきください。開示の際に匿名を希望される場合は、ご意見の冒頭にその旨を明確に記載ください。なお、開示に当たっては、ご意見の内容に、(1)個人に関する情報であって特定の個人が識別され得る記述がある場合、又は(2)法人等の権利、競争上の地位その他正当な利益を侵害するおそれのある記述がある場合、には当該箇所を伏せさせていただくことがあります。
ご意見に付記された電話番号等の個人情報は、内容に不明な点があった際に連絡・確認をさせていただく場合やご意見がどのような立場からのものかを確認させていただく場合に利用します。