第5回 Sustainability × 新規ビジネス 講師:新井元行様 (Synspective Founder & CEO / 合同会社E2N lab.代表)

5回目は11月11日、独身の日に開催されました。中国EC大手のアリババの取扱高は1日で3.5兆円だったそうです。2009年にたった27の参加店舗から始まったオンラインセールは爆発的に規模拡大し、来年で10年目を迎えます。これは持続可能なビジネスとなるのか、今後が楽しみです。

今回はSustainabilityx新規事業というテーマで、国内外で事業立ち上げの経験を持つ新井様をゲストに迎え、今までのご経験をシェアして頂いた後に、課題解決、持続可能性に軸を置いた「新規ビジネスの作り方」のワークショップを実施しました。

ご自身の経験からゼロから1を作り出す、新事業を立ち上げる際に、以下の点に軸を置くようアドバイスを頂きました。

誰が何に困っているのか、そのニーズは本当にあるのかなどの仮説を立てた後は、集めた数字だけで考えるのではなく現場に足を運び、真の問題は何か、ニーズが本当にあるのかを見て知る。また、投資家がその事業に投資するか否かの判断基準は、意味はあるのか?強みは何か?確からしいか、具体性があるか?という点です。そして最後の決め手となるのは事業だけでなく、その人自体をいいと思えるか、言い換えると、この人に任せたら死ぬ気でやるだろうなと確信を持たせられるか。

もう少し若いかと思いましたが、アメリカにおいてベンチャーで一番成功してる年齢層は40歳を超えたあたりとのことでした。たしかにあまり知識を多く持ったりさまざまなことを経験すると、できない理由はたくさん出せますが、次の一歩を踏み出せなくなったりもします。突破力のあるイノベーティブなアイデア出しをでき、適度にバカだがそれなりに実行力を出せるのがその世代のようです。

セバン・スズキさんがリオ環境サミットでスピーチをしてから26年が過ぎました。その間に、環境保全への取り組みの成果がなかなか出ない代償として、ビジネスをする上での規制が多く増えたように思います。そういう窮屈なルールに縛られながらもそれを事業に変え、お金を生み出し、またそこからあたらしい取り組みをしている企業・人たちもいます。それなりの実行力を発揮できる世代であるうちに、自分には何ができるのかを、引き続きこの鎌サスを通して考えて行動に移していきたいと思います。

松井 佐代子(貿易会社勤務)

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