サステナブルファッション講座 2期スタート!

 

これからのファッションを学ぶ

地球規模の変化。産業の変化。ものづくりの変化。

そして、私たち1人1人の暮らしの変化。

未来のファッションに必要なものはなんだろう?

7ヶ月の講座で、デザイン、素材、生産から購入して、手放すところまで。

衣服の各工程におけるサステナブルなあり方を詳細に学び「アクションを起こす」こと。

知識やプラン作りに留まらない、小さくても行動を起こす実践者となることを目的とした

サステナブルファッション講座です。

これからのファッションを一緒に創りましょう!


【2期生募集中】

日程 :2021年7月2日(金)〜2022年1月14日(金)

 7か月コース:全 13回 (月2回+最終発表会・金曜夜開催)

場所:オンライン ZOOM

定員:(どなたでもご参加頂けます)→締切りました。


■こんな人におすすめ!

  • サステナブルファッションの知識を体系的に学び、深めたい!

  • これからのファッションを楽しく!自分にできるアクションを考えたい!

  • ファッションで世界を良くしたい!


■講座概要 (7ヵ月コース):オンライン講義+動画学習

  1. サステナブルファッションの実務家に学ぶ

  2. アクションプランを計画し、実行してみる

  3. 自分のACTION STATEMENTを発表する


■スケジュール

  講義編:毎月第一金曜日 20:00-21:30 (90分)

  ワークショップ編:毎月第三金曜日 20:00-21:00(60分)

7月 2日:ファッション×環境負荷×人権問題・・・青沼 愛(KSI)
16日:ワークショップ [Myマニフェストを探る]
8月 6日:サステナブルファッションの現在地・・・植月 友美(Enter the E)・西野 寿樹(島精機)
20日:ワークショップ [ブランド研究]
9月 3日:サプライチェーンを考える・・・高田 久代(グリーンピース)・青沼 愛(KSI)
17日:ワークショップ [コミュニケーションの力]
10月 1日:ブランドとコミュニケーション・・・蓑輪 光浩(Allbirds)・浦田 庸子(ELLE Japan)
15日:ワークショップ [服の一生]
11月 5日:サステナブルデザイン★・・・Centre for Sustainable Fashion
19日:ワークショップ [服と社会と私]
12月 3日:未来の素材とものづくり・・・青木 ユリシーズ(Spiber)・平野 馨生里(石徹白洋品店)
17日:ワークショップ [アクションプランの作り方]
1月 14日:アクションプラン発表会・・・ゲスト審査員

★英語講義のため逐次通訳あり

※講義・ワークショップ共にライブでご参加ください。(ZOOMを使用します。)

※講義は事後配信で2週間視聴可能です。復習や欠席した際のキャッチアップにご利用ください。

※受講生は受講期間中、専用ページにて、講義動画や、各テーマの追加資料、専門動画で各自学びを深めて頂きます。

※講師による授業とアクションプランのワーク。最後に自分のAction Statementを発表して頂きます。


■講座内容と特典

  1. 全13セッション(講師による講義6回、ワークショップ6回、アクションプラン発表会)

  2. 自己ペースで進める動画オンライン学習

    (本講座では Centre for Sustainable FashionとKeringによる「Understanding Luxury Fashion in a Changing World」のコンテンツを一部KSIにて翻訳し使用しています。)

  3. 課題・アクションプラン作成を通した自己学習

  4. メンバー限定Slackへの参加

  5. メンバー限定ネットワーキングイベントへの参加

  6. 修了書の発行(修了テスト合格者)

  7. アンバサダー制度への応募資格(アクションプラン発表まで進んだ方)

■講座料金

一般料金 40,000円(税別)

学生料金 32,000円(税別)

※学生には奨学金制度があります。(要件に合わせて、10,000円~最大全額バック)

※法人・学校枠あり1社につき3名以上の参加で10%OFF

⇨割引制度について詳しくはこちらからお問合せください。


今期の募集は締切ました

 ※人数に達した場合は締切になります。

 ※必ず特定商取引をお読みください。


■講師紹介

8月6日(20:00-21:30) 講座 『サステナブルファッションの現在地

植月友美:Enter the E株式会社CEO 社会起業家 

2019年、エシカルファッション専門セレクトショップEnter the Eを創業。18歳からファッション業界に入りグローバルビジネスを学ぶため渡加、渡米。COLLEGE卒業後NYで就労、帰国後大手小売企業でバイイング、商品開発、マーケティング、新規事業など従事。

2009年杜撰すぎる衣類の環境破壊を目の当たりにし、人と地球に迷惑をかけずに洋服を楽しめる社会を人生かけてつくると決意。

2019年ソーシャルビジネスサミット審査員特別賞受賞

2020年 Flauエシカルアワード受賞

2020年 東京ガールズコレクション「サステナステージ」

2020年 KOBEコレクション「サステイナブルファッション」出演

エシカルやサステイナブルファッションに関する講演活動も積極的に行っている。


⇒Enter the E ウェブサイトへ

西野 寿樹:株式会社島精機製作所 トータルデザインセンター 係長

1998年島精機製作所に入社。約20年間に渡り、ニット製品の編成方法の技術開発に携わる。一本の糸から生地を編むのではなく、立体的な最終製品をダイレクトに形作る無縫製ニット技術を中心に開発を行う。ユーザーでの運用サポートや、各地でニット技術に関する講演をおこなうなど、業界での技術の普及活動にも努める。

株式会社島精機製作所は、1962年創立の工業用横編機のメーカーです。創業当初の手袋編機から進化し、現在では横編機のリーディングカンパニーとして世界95か国以上、累計200,000台以上の販売実績を持つ。1995年には世界で初めて縫製が不要なニットウェアを1着丸ごと立体的に編み上げる「ホールガーメント」横編機を開発。ホールガーメント横編機とデザインソフトウェアの組み合わせで、アパレル製造工程での時間短縮、原料ロスの防止、少人化、自動化を実現し、サステイナブルなものづくりに貢献している。

⇒島精機製作所ウェブサイトへ


9月3日(20:00-21:30)講座 『サプライチェーンを考える』

高田 久代 :グリーンピース・ジャパン プログラム部長

大学卒業後、ニュージーランドに渡航し現地NGOのZero Waste New Zealand Trustで勤務。2010年よりグリーンピース・ジャパン職員。海洋生態系や有害物質、気候変動・エネルギー等に関する活動の中心メンバーとして活躍。2019年より現職。二児の母。

グリーンピースは、環境保護と平和を願う市民の立場で活動する国際環境NGOです。世界55以上の国と地域で活動し、国内だけでは解決が難しい地球規模で起こる環境問題に、グローバルで連携して解決に挑戦することが私たちの強みです。政府や企業から資金援助を受けず、独立したキャンペーン活動を世界各国で展開しています。

⇒GREENPEACE ウェブサイトへ

青沼 愛/鎌倉サステナビリティ研究所 代表理事

2004年からバングラデシュの教育支援に携わる。SRI投資助言会社を経て、2011年からバングラデシュやミャンマーでの縫製工場を中心に社会的責任監査(ソーシャルオーディット)や労働環境改善業務に従事。その後、大手アパレル企業の サステナビリティ部にて南アジア・東南アジアにおける取引先工場の労働環境監査や改善支援、工場従業員の教育支援プロジェクトを担当。現在は、アパレル・電気・食品・消費財など幅広い業界の社会的責任監査を国内外で行いながら、アパレルブランドのサステナビリティ関連コンサルティングも行う。


10月1日(20:00-21:30)講座『ブランドとコミュニケーション』

蓑輪 光浩:オールバーズ合同会社 マーケティング本部長

1997年NIKE JAPAN入社。ワールドカップ、箱根駅伝、NIKEiDをはじめとしたマーケティングに携わる。2008年にNIKE EUROPE赴任。2011年よりユニクロにて、錦織圭らトップアスリート契約、PR広告戦略、商品開発に携わる。2016年よりレッドブル入社しフィールド・マーケティングを統括。2018年にビル&メリンダ・ゲイツ財団 東京オリンピック プロジェクトマネージャー就任。2019年より現職。

オールバーズはサンフランシスコ生まれのライフスタイルブランドです。

サラッとしたユーカリ素材やふんわり柔らかいメリノウールでできた、快適でサステナブルな靴や服を、世界40か国で展開しています。雲の上を歩くような履き心地とシンプルなデザインであらゆるシーンで活躍します。

私たちは気づかないうちに地球を綺麗に美しくする、樹木のような企業を目指しています。天然素材とエコシステムが、気候変動を逆回転させる力を持っていると信じて、カーボンネガティブな世界を目指しています。

⇒Allbirds ウェブサイトへ

浦田 庸子:「エル・ジャポン」エディター

2007年より雑誌「エル」のカルチャーページを担当。近年は特にファッションとサステナビリティの分野を中心に取材、執筆を行う。ELLE ACTIVE! for SDGsというプロジェクトの元、ウーマンエンパワーメント、ダイバーシティなど広く「サステナビリティ」のテーマを学びつつ発信。アートや演劇などの分野を担当することも。

ELLE 

45の国と地域で発行される「エル」の日本版。オリジナルとなるフランス版エルは、1945年戦後のパリで誕生。一部の特権階級のものだったファッションを広くみんなが楽しめるよう、「あらゆる女性に向けたモード誌」としてスタートした。

⇒ELLE JAPAN ウェブサイトへ


11月5日(20:00-21:30) 講座『デザインの力:サステナビリティのためのデザイン戦略(海外講師)』

ロンドン芸術大学、ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション所属の研究センター。ファッションの現状に対し、刺激し、挑戦し、疑問を持つことで、生態学的背景を認識し、公平性を尊重するシステム作りに貢献している。持続可能性なファッションデザインの研究、産業界、教育の発展に携わり、ファッションのエコロジー、社会、経済、文化的なアジェンダを総合した変革のデザインに取り組んでいる。

世界中の大学、企業、組織と協力し多元的で体系的なアプローチを行い、ゴールとして「参加型デザインと変革のデザイン手法を用いて、ファッションにおける、またファッションを通じて、気候、社会、個人の健康と公平性の危機に対処すること」「ファッションに関わる人々が危機感を持って対応・適応し、今の現状を修復する活動と文化に変えていくための主体性と能力を開発すること」を挙げている。

⇒Centre for Sustainable fashion ウェブサイトへ


12月3日(20:00-21:30) 講座『未来の素材とものづくり』

平野 馨生里:石徹白洋品店店主

岐阜市生まれ、育ち。学生時代、カンボジアで伝統的な織物を復刻している村にてフィールドワークを行い、伝統文化が人々の精神・経済を支える存在になることを実感。2011年石徹白に移住、2012年5月より石徹白洋品店をスタート。地域文化を継承する聞き書きの活動も実施。

石徹白洋品店
2012年5月創業、2017年4月に株式会社へ。岐阜県奥美濃に位置する石徹白という小さな集落で、地域に伝承されてきた農作業ズボン「たつけ」「はかま」を制作、販売。草木染めや藍染など地域の自然の恵みを取り入れた服作りを行っている。石徹白の民話絵本の発行や、たつけの作り方を伝えるワークショプを開催するなど、服作りにとどまらない活動を行っている。

⇒石徹白洋品店ウェブサイトへ


青木 ユリシーズ:Spiber 株式会社 持続可能な調達マネージャー

2015年にEY Japanに入社、気候変動・サステナビリティサービスチーム所属。大手企業多数にサステナビリティ戦略策定、持続可能な調達戦略・方針策定、人権方針・デューデリジェンスプログラム策定などのコンサルティング支援をする。2020年よりフリーランスでサステナビリティコンサルティングを初め、大手企業の調達戦略全般や人権アドバイザリーを行う。2021年より現職、調達以外のサステナビリティ活動全般にも関与している。社外においては写真家として活動している。

構造タンパク質素材「Brewed Protein™(ブリュード・プロテイン™)」を開発する、山形県鶴岡市に拠点を置くバイオベンチャー。 Brewed Protein™は、植物由来の糖類を主原料に使用し、微生物による発酵(ブリューイング)プロセスにより製造され、用途に応じて多様な特長を付与することが可能。アパレル分野や輸送機器分野など、様々な産業における脱石油・脱アニマルのニーズに対し大きな役割を果たせる可能性を秘めている。現在タイにて量産プラントの工場が完成し、今後は米国の穀物プロセッサー大手ADM社との提携により、さらなる生産拡大に向けた量産準備も進めている。

⇒Spiberウェブサイトへ


■KSIチーム

7月2日(20:00-21:30) 講座『ファッション×環境問題×人権問題』/ ワークショップ モデレーター

青沼 愛/鎌倉サステナビリティ研究所 代表理事

2004年からバングラデシュの教育支援に携わる。SRI投資助言会社を経て、2011年からバングラデシュやミャンマーでの縫製工場を中心に社会的責任監査(ソーシャルオーディット)や労働環境改善業務に従事。その後、大手アパレル企業の サステナビリティ部にて南アジア・東南アジアにおける取引先工場の労働環境監査や改善支援、工場従業員の教育支援プロジェクトを担当。現在は、アパレル・電気・食品・消費財など幅広い業界の社会的責任監査を国内外で行いながら、アパレルブランドのサステナビリティ関連コンサルティングも行う。

ワークショップ モデレーター

角江 典子/コミュニケーションマネージャー

サステナビリティ・アドバイザー、コンサルタント。専門はSDGs、気候変動問題緩和と適応。米サンフランシスコにて環境学学位取得後、政府機関、NGOにてプロジェクトマネジメント業務を行う。バングラデシュでの青年海外協力隊の経験をきっかけに、アパレル業界を通したサステナブルな社会づくりに関心を持つ。2019年ドイツにて修士取得後、現在イタリア在住。

白石 綾/ワークショップ進行

2010年エスモード大阪校卒業後、オフィスカジュアル系アパレルブランドに就職。販売員の経験後、布帛デザインに従事。生産から販売まで幅広く携わる中でアパレルの生産/消費方法に疑問を持ち始める。2020年Milano Fashion Instituteにてサステナブルファッション講座のショートコースを受講し、アパレル業界の問題解決のためにできることを模索中。現在は、京都在住。

-アシスタント-

前田 愛海

2017年 アパレルブランドに就職。販売員をしながらVMDに携わり、ファッション産業のあり方に疑問を持つように。2019年かから通信販売会社で広報として働きながら、自身のエシカルファッションブランドを立ち上げようと模索中。

水野 凜々香

インスタグラムでサスティナブルファッションに関する情報発信をしつつ、将来的には、全ての人に向けた壁のないサスティナブルファッションと日本古来からの伝統である着物の持続可能性をコンセプトにしたブランド作りを志しています。

■第1回 受講生の声

はじめの一歩を踏み出すことができました
私は、思い切って参加したこの講座で満足のいくはじめの一歩を踏み出すことが出来ました。基礎的な知識から学びを深められ、実践的なノウハウを現場の人から聞くことができます。十人十色なみなさんの意見を聞けたのも貴重だなと感じました。今ビジョンが定まっていない人でも、きっと何かヒントが見つかるはず。温かいサポートも嬉しいポイントでした! 学生(アクションプラン最優秀賞 受賞者)
「学ぶ」だけではなく「みんなで考える」
この講座はただ「学ぶ」だけでなく、「みんなで考える」ことが沢山盛り込まれています。様々な分野で活躍されれいる受講生や時には講師の方々とも意見交換をして色々な視点で考えることができました。ポジティブであたたかいコミュニティが待っているので気になっている方はぜひ一度受けてみてください。(社会人)
自分が変わるきっかけになりました
KSIの講義で様々なバックグラウンドを持った方々とお話ししたり講師の方から学んだこと は自分が変わるきっかけになりました。最終アクションプランを考える際もアドバイスを たくさん頂いて将来のビジョンをより深めることができました。私は高校生で最年少での 参加でしたが、ぜひより多くの学生に参加していただきたいです。(学生)

Artwork by Aya Shiraishi

 
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