1/28 8:30pm-『これからの金融はどうあるべきかー書籍「サステナブルファイナンス原論 」を読み解く』

 
 

一般社団法人鎌倉サステナビリティ研究所(Kamakura Sustainability Institute:KSI)では、1月28日20:30からオンラインセミナー「これからの金融はどうあるべきかー書籍『サステナブルファイナンス原論』を手がかりに」を開催します。

社会・環境課題に配慮した投資の起源は、18 世紀英国のメソジスト創始者ジョン・ウェスレーの 1760 年の説教集にある「金銭の使い方」(The Use of Money)とも言われており、長い歴史があります。その後、2006年の国連環境計画(UNEP)と国連グローバル・コンパクトによるイニシアティブ、責任投資原則(PRI)の多大なる貢献もあり、投資の意思決定プロセスにESG課題(Environment, Social and Governance)を受託者責任の範囲内で考慮することが、メインストリームな機関投資家の間で一般的となりました。そして足元では、気候変動含むサステナビリティに関する課題に対して、金融はこれまでのあり方を変えていく必要があるという議論が、民間の金融機関だけではなく、金融規制当局、中央銀行等の間でも活発に行われるようになり、こうした領域がサステナブルファイナンスと呼ばれるようになってきました。

情報開示やリスク管理、価格づけの在り方など、あらゆる分野が再考されている今、2020年9月に刊行された『サステナブルファイナンス原論』(シューメイカー・シュロモーダ著/きんざい)を参考図書として、これからの金融はどうあるべきなかを考えてみたいと思います。

講師は、鎌倉サステナビリティ研究所の特別顧問である北川哲雄氏、足達英一郎氏が担当します。日本のサステナブルファイナンスにおける議論をリードするお二方によるまたとないディスカッションの場となりますので、ぜひご参加ください。


<こんな方へおすすめです>

・サステナブルファイナンスについて、基礎からもっと学びたいと考えている方

・ESG投資の実務を担当されている方

・これからの企業の情報開示について興味がある方。

・これからの金融の在り方について問題意識を持っている方、など


<内容>

・ 『サステナブルファイナンス原論』のキーメッセージ

・上記をベースとしたディスカッション



<参加方法>

1月27日(水) までに以下のフォームからお申込みください


---詳細---

KSIオンラインイベント『これからの金融はどうあるべきかー書籍「サステナブルファイナンス原論 」を読み解く』

日時:2021年1月28日(木)20:30-21:30くらい 

費用:無料

開場: ZOOM(予定)人数が多い場合はYoutube配信も行います

 

 

---スピーカー紹介---

北川哲雄(きたがわてつお) 青山学院大学名誉教授・東京都立大学特任教授 

1981年より野村総合研究所およびモルガン銀行等にてアナリスト・リサーチ業務に従事した後、2005年に青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授。2019年より現職。専門は「ESG投資」「企業情報開示」および「コーポレートガバナンス」。近編著・共著に『バックキャスト思考とSDGs/ESG投資』(同文館 2019年)、『サステナブル経営と資本市場』(日本経済新聞出版社 2019年)および『ガバナンス革命の新たなロードマップ』(東洋経済新報社 2019年)。主な社会的活動として:内閣府『ESG投資における女性活躍情報に関する調査研究会』座長、日本IR協議会『IR優良企業表彰委員会』委員長等を務める。


足達英一郎(あだちえいいちろう)株式会社日本総合研究所 理事

1986年、株式会社三菱総合研究所入社。1990年、株式会社日本総合研究所入社。経営戦略研究部、技術研究部を経て、現職。企業の社会的責任の観点からの産業調査、企業評価の業務を統括。主な著書、共著書に、「図解 企業のための環境問題」(1999年、東洋経済新報社)、「地球温暖化で伸びるビジネス」(2007年、東洋経済新報社)、「会社員のためのCSR入門」(2008年、第一法規)、「環境経営入門」(2009年、日本経済新聞出版社)、「自然資本入門」(2015年、NTT出版)、「投資家と企業のためのESG読本」(2016年、日経BP社)、「葛藤するコーポレートガバナンス改革」(2017年、きんざい)、「ビジネスパーソンのためのSDGsの教科書」(2018年、日経BP社)など。


 
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