8/31(水) 20:00-「トランジションファイナンスの政策的課題:電力セクター脱炭素達成への展望」
一般社団法人鎌倉サステナビリティ研究所(Kamakura Sustainability Institute. :KSI)では、8月31日(水)20:00から、オンラインセミナー「トランジションファイナンスの政策的課題:電力セクター脱炭素達成への展望」を開催いたします。
2050年ネットゼロ達成のためには、排出量を削減していくトランジション、そしてその取組を資金面で支えるトランジション・ファイナンスが不可欠です。一方、トランジションへの道のりはセクターや地域によって異なるため、トランジションファイナンスの明確で統一された基準はなく、グリーンウォッシュならぬトランジションウォッシュのリスクが懸念されています。日本では、トランジション・ファイナンスと銘打った資金調達において、信頼性、適格性を判断する際に参考となる分野別のロードマップが経済産業省等によって策定され、トランジション・ファイナンスの在り方について各方面で活発な議論が行われています。
本セミナーでは、地球環境戦略研究機関IGES の田村様を講師にお招きし、レポート『日本における電力分野の早期の脱炭素化に向けたトランジション・ファイナンスの政策的課題』の内容をご説明いただきながら、2050年ネットゼロ達成に向けキーとなる電力分野においてトランジション・ファイナンス政策はどうあるべきなのか、参加者のみなさんと学び考えます。
<こんな方におすすめです>
・投融資に関わる機関投資家、金融機関の方
・資金調達に関心のある企業の方
・トランジション政策やロードマップについて理解を深めたい方
・最近話題のトランジション・ファイナンスとは何か知りたい方
など
<参加方法>
8月30日までに以下のフォームからお申し込みください。
<詳細>
KSIセミナー「トランジションファイナンスの政策的課題:電力セクター脱炭素達成への展望」
日時:2022年8月31日(水) 20:00 – 21:00
会場: YouTube配信
参加費:無料
タイムスケジュール:
20:00-20:05 事務局案内
20:05-20:40 日本の電力分野におけるトランジション・ファイナンスの政策的課題 (35分)
20:40-20:55 Q&A (15分)
20:55-21:00 閉会
<スピーカー紹介>
田村 堅太郎氏
London School of Economics and Political Science (LSE) 大学院博士課程修了(国際関係学博士)、横浜国立大学講師を経て、現在、公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)気候変動とエネルギー領域 プログラム・ディレクター。気候変動問題に関する国際協力、主要国の気候エネルギー政策についての研究を行っている。編著書に、『地球温暖化対策と資金調達:地球環境税を中心に』中央法規(2009)、「国際要因と国内要因からみたグローバル・タックスの課題と機会―パリ協定に向けた国連気候変動交渉における国際運輸部門への課税・課金提案を事例に」上村雄彦編著『グローバル・タックスの理論と実践 主権国家体制の限界を超えて』日本評論社(2019)など。また、国連環境計画(UNEP)『 Emissions Gap Report 2021』の執筆協力者を務めた。